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【天文現象】 2022年11月8日(火)皆既月食&天王星食

11月8日(火)皆既月食

皆既食(月が全部欠けている時)の時間が、とても長い皆既月食


↑<参考>2011年12月10日の皆既月食の様子。
「皆既の始まり」と「食の最大」「皆既の終わり」で色、明るさのグラデーションが変化しています。

月が地球の影の中心に最も近くにある「食の最大」のころ
月の明るさは最も暗くなります。(月食と地球の影/国立天文台)

皆既月食の間に天王星が月に隠される「天王星食」が起きる

今回の月食の最中に月が天王星を隠す「天王星食」が起こります。月食と惑星食が一緒に見られたのは、1580年の土星食以来442年ぶりとなります。
ただし、天王星の明るさはおよそ6等級。肉眼でみるのは難しいです。観察にチャレンジしたい方は双眼鏡か望遠鏡を使ってください。
なお、当館では望遠鏡で捉えた天王星食の姿を配信する予定です。

①観察シートを参考にご覧ください。

月食の観察には、望遠鏡や双眼鏡などの道具は必要ありません。ふだん空にある「月」を見るのと同じです。今回の皆既月食ではおよそ3時間の間に満月が欠けていき、皆既となり、再び、元の満月に戻る様子を観察できます。
ポイントは、
(1)月の形の変化と時刻(皆既になるのは何時?元に戻るのは何時?など。)
(2)方位と高さ(月の出の直後に欠け始めます。空の低いところにあるので、南東の方角が開けている場所で観察してください。)
(3)月の欠け方(普段の月のかけ方とは異なります。月食の欠けた暗い部分には、丸い地球の影にあたります。)
(4)皆既のときの月の色(全部欠ける「皆既」となったとき、月は見えなくなりません。赤黒い暗い月になります。ただ、このときの”赤さ”と”明るさ”は月食ごとに異なります。)
(5)星空の見え方(「皆既」となり、月が暗くなると、空も暗くなり、星がよく見えるようになります。この時、月の近くには、おうし座があります。)

観察シート(表)(PDFデータ)

観察シート(裏)(PDFデータ)

②当日は「皆既月食」と「天王星食」の様子をライブ配信します。

天体望遠鏡にカメラを接続し撮影した月を当館のYouTubeチャンネルにてライブ配信します。

2022年11月8日 皆既月食&天王星食 in 焼津(YouTube)

 

③全国の天文台でもライブ配信が行われます。

万が一、焼津が雨天曇天でも、全国の天文台・科学館からのライブ配信をご覧いただくことができます。
北海道や九州など全国のおよそ20館で行われます。(下記のサイトの一番下にリストがあります。)

JAPOS(日本公開天文台協会)皆既月食紹介ページ(外部サイト)

 

参考ホームページ

国立天文台ホームページ「皆既月食(外部サイト)

 

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