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2022年・夏の星空ガイド

夏の夜風を受けながら、天体観測はいかがでしょうか。プラネタリウムや星座早見で探した星を、ぜひ本当の空でも見つけてみてください。

★夏の目印は「夏の大三角」とさそり座のアンタレス
夏の星座には4つの一等星があります。頭上の高いところで輝く、最も明るい星がこと座のベガ、南東に視線を下げていくとわし座のアルタイル、北寄りにあるのがはくちょう座のデネブです。この3つの星を結ぶと、ケーキを切ったような少し細長い三角形の形ができあがります。これが「夏の大三角」です。また、南の空の低いところには赤い星が明るく輝いています。さそり座のアンタレスです。アンタレスはサソリの心臓にあたる星で、まわりの星をたどるとアルファベットの「S字」の形を結ぶことができます。

★この夏は土星にも注目!
今年の初めから日の出前に集合していた惑星たちが、夏以降夜に見ごろを迎えていきます。今シーズンは土星がやぎ座で輝きます。やぎ座は、ベガとアルタイルをつないだ線をそのまま空の低いところへ延ばしたあたりにああります。土星の明るさは0等級で、周辺の星よりもひときわ明るく輝くためぜひ探してみましょう。

★天の川を見てみよう
夏といえば、天文と関わりの深いイベントにたなばたがあります。織姫と彦星が天の川を渡り、年に一度出会えるというこのお話にも登場するように、夏は天の川が最もきれいに見える季節です。実際の星空において、織姫がこと座のベガ、彦星がわし座のアルタイルにあたり、ちょうどこの間を天の川が流れています。今年の旧暦7月7日(伝統的七夕の日)は8月4日です。星が良く見える場所で、天の川探しにチャレンジしてみましょう!

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