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2021年・夏の星空ガイド

夏の空は見どころがいっぱい!「夏の大三角」やさそり座のアンタレスなど明るい星から探してみましょう。8月12日から13日にかけて見頃を迎えるペルウス座流星群は月明かりがなく、好条件で見ることができそうです。南東に空低くには木星・土星が見え、夏の終わりから秋にかけて見ごろを迎えます。

★8月12日~13日「ペルセウス座流星群」
1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並び、三大流星群に数えられる「ペルセウス座流星群」。星がよく見える場所では、ピーク時(国立天文台によると今年は、13日午前3時ごろ)1時間当たり40個くらい流れると予想されています。特に、今年は、暗い流れ星の光をかき消してしまう「月明かり」の影響がないため、8年ぶりの好機となります。

★「夏の大三角」「さそり座」
小学校4年生の理科の授業でも勉強するのが、「夏の大三角」と「さそり座」です。これから4年生になる方も、かつて昔、4年生だった方も、ぜひ、見つけてみましょう。
8月の午後8時ごろ、「夏の大三角」は東の空高くにあり、3つとも一等星ですから、家の近くでも見ることができるでしょう。ほぼ頭の真上にあるのがこと座のベガ、南寄りの低い側にあるのが、わし座のアルタイル、北寄りにあるのが、はくちょう座のデネブです。
8月の午後8時ごろ、南の空低くにある明るい赤っぽい星が、一等星アンタレスです。アンタレスを中心にアルファベットの「J」又は「S」の文字のように星が連なっています。これが、さそり座です。

★今年の夏休みの新月は8月8日
月は美しい天体の一つですが、地球から最も近く、太陽を除き、最も明るく見える天体でもあります。星がよく見える場所に出かけたとしても、月明かりがあると、星や天の川が見えにくくなります。今年の夏休み、星空観察のおススメの期間は、7月末~8月上旬です。特に8月8日は「新月」なので、一晩中星を見ていても月は現れません。また、この期間に上記の「ペルセウス座流星群」が含まれています。

 

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