12月31日(水)本日は休館日

閉じる
ニュース&トピックス
ディスカバリーパーク焼津天文科学館 > ニュース&トピックス > 天文情報 > 🌟【天文情報】 年末年始(2025年~2026年)におススメの天文情報! 「初日の出」「しぶんぎ座流星群」「土星・木星」「2026年の干支”午”ペガスス座・いっかくじゅう座」などをチェック!

🌟【天文情報】 年末年始(2025年~2026年)におススメの天文情報! 「初日の出」「しぶんぎ座流星群」「土星・木星」「2026年の干支”午”ペガスス座・いっかくじゅう座」などをチェック!

年末年始(2025年~2026年)におススメ!の天文情報

①初日の出

2025年1月1日撮影 浜当目海岸にて

2026年1月1日の初日の出ですが、焼津・静岡市付近では午前6時54分ごろになります。
写真は、2025年1月1日焼津市の浜当目海岸から撮影した初日の出です。
一年の始まりを美しい日の出とともに迎えるのも素敵ですね。

日の出の時刻は地域によって異なります。下記の国立天文台「2026年初日の出」では、日本全国の主要都市の初日の出の時刻が掲載されています。遠いところにいる大切な人と時間差で初日の出を体験し、写真などを送りあってみるのもいいですね。

参考ホームページ

国立天文台ホームページ「2026年初日の出」(外部サイト)

 

②1月4日未明から明け方「しぶんぎ座流星群」



2026年1月4日の未明から明け方にかけて、三大流星群の一つである「しぶんぎ座流星群」が極大を迎えます。聞きなれない「しぶんぎ座」という星座は、今では使われていない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」に由来しています。現在のりゅう座のあたりです。

2026年のしぶんぎ座流星群の活動がピークとなる時間は、1月4日午前6時頃と予想されています。薄明前の午前5時ごろが最も多く流星が見られる可能性が高く、観察にオススメの時間帯です。西の空に満月過ぎの明るい月があるため、観測条件は良くありませんが、年明けの天文現象なので、流れ星に新年のお願いごとをかけてみてはいかがでしょうか。

参考ホームページ

国立天文台ホームページ「しぶんぎ座流星群が極大(2026年1月4日早朝)」(外部サイト)

③午後8時ごろ、西に「土星」、東に「木星」が輝いています!

午後8時ごろ、西の空の「秋の四辺形」の下の方に「土星」が輝いています。2025年3月と5月に約15年ぶりに環の消失が起こりました。昨秋から今冬は一本の棒のような細い環となり、まるで団子に串が刺さっているような姿を望遠鏡で見ることができます。当館の大型望遠鏡での土星観望は1月下旬ごろまでです。

東の空に昇ってきた「ふたご座」に太陽系最大の惑星である「木星」がひときわ明るく輝いています。望遠鏡では縞模様やガリレオ衛星を見ることができます。木星は1年で次の誕生日の星座に移動していきます。ふたご座の目印である「カストル」と「ポルックス」との位置関係を観察しながら、惑星の動きに注目してみましょう。

 

④2026年の干支は”午(うま)” 「ペガスス座」&「いっかくじゅう座」を見つけよう!


【ペガスス座】
ペガスス座は、1月初旬午後8時ごろ、西の空に大きく傾いています。明るい4つの星でつくる「秋の四辺形」がペガススの胴体で、探す目印にもなります。
2026年干支の午が大地を駆ける馬なら、ペガスス座は夜空を一気に駆け抜ける“天の馬”。
空に広がる四辺形は、飛躍の翼そのもの。年初めにペガスス座を見つけて、新しい年への勢いを乗せていきましょう!

【いっかっくじゅう座】
額に一本の角を持つ馬のような姿をした空想上の生きもの「ユニコーン」をモチーフに、17世紀に設定された比較的新しい星座です。
冬の大三角(ベテルギウス・シリウス・プロキオン)の内側に位置しています。明るい星が少ないため肉眼では形をとらえにくい星座ですが、純粋さと幸運の象徴とされている「いっかくじゅう座」を年初めに見つけて、強運と幸運をつかんでください!

 

⑤冬の星座

下記の星図の星空が見えるのは年末年始の時期では午後11時頃になります。午後8時頃に見えるのは2月に入ってからです。
これは星空が一年を通して移り変わっているためです。

年末年始の午後8時頃は、東の空に「冬の星座」探しの目印となる6つの明るい星でできる大六角形=ウィンターダイヤモンドが輝いています。この冬は、ふたご座にひときわ明るい木星が輝き、冬の夜空をより一層華やかにしています。星座を形づくる星と合わせてぜひお楽しみ下さい。

冬の星空の見どころは 2025年・冬の星空ガイド をご覧ください。

ページトップ