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2024年・秋の星空ガイド

昼の長さが徐々に短くなるこの時期、星空に出会える時刻が早くなります。星を眺めるにはよい季節になりました。そんな時、星座の探し方や星の名前を知っていると、夜空を見る楽しみがさらに広がります。ぜひ本当の空でも見つけてみてください。


★「土星」を楽しもう!
土星がみずがめ座で見ごろの時期です。土星の美しく大きな環は、地球から見ると少し傾いています。環の傾きは15年ごとに大きくなったり小さくなったりし、来年は傾きが非常に小さくなります。そのため、望遠鏡で観察するなら今年がおすすめです。12月8日(日)には、土星が月に隠される「土星食」が起こります。また、今年の中秋の名月は9月17日(火)で、翌18日(水)が満月となります。

★秋は「四辺形」から見つけよう!
11月中旬20時ごろ、頭の真上付近に4つの星で結ぶ四角形があります。天を駆ける馬ペガスス座の胴体にもあたる「秋の四辺形」です。四辺形の西側の2つの星を結び南の低い方へ伸ばすと、秋の星座唯一の1等星みなみのうお座フォーマルハウトがあります。今年はちょうどこの直線上に、土星も見つけることができます。

★エチオピア王家の星座
秋の星座には、ギリシャ神話に登場する古代エチオピア王家にまつわる星座が多数あります。北寄りの空には、アルファベットの「W」の形をした王妃・カシオペヤ座。四辺形の北側には姫の姿を描いたアンドロメダ座、その隣には姫の夫になる王子・ペルセウス座もあります。ペルセウス王子に退治された化け物を描いたくじら座や、ちょっと影の薄い王様・ケフェウス座も夜空で王家の物語を彩っています。

 

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