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2023年・春の星空ガイド

気温が暖かくなり、夜でも外に出やすい季節になりました。そんな時、星座の探し方や星の名前を知っていると、夜空を見る楽しみがさらに広がります。プラネタリウムや星座早見で探した星を、ぜひ本当の空でも見つけてみてください。

※画像はクリックして右下の四角いマークをクリックすると拡大します。

★「金星」「月」「火星」との共演を楽しもう!
日没後の西の空に宵の明星・金星が圧倒的な明るさで輝きます。その金星の近くに細い月が並ぶ光景は美しく、目を引きます。6月22日には「金星」「月」「火星」が近くに並び、7倍程度の双眼鏡の視野の中に3天体を見ることができます。

★春の目印「北斗七星」と「春の大曲線」
春の星座の目印は「北斗七星」です。北の空を眺めてみると7つの星が横から見た“ひしゃく”のような形に並んでいる姿を見ることができます。“ひしゃく”とは、お寺や神社で水をすくう時に使う道具のことです。“ひしゃく”の持ち手のカーブを伸ばしていくと、オレンジ色の1等星アルクトゥールスを見つけることができます。さらに伸ばしていくと、青白い1等星スピカがあります。アルクトゥールスはうしかい座、スピカはおとめ座の星で、空に描いたカーブが「春の大曲線」です。

★「春の大三角」からしし座を見つけよう!
アルクトゥールス、スピカにしし座の2等星デネボラを結んだ三角形が「春の大三角」です。デネボラはしし座のしっぽの星です。しし座の手がかりを掴んだら、右手に“はてなマーク”を左右反対( )にした星の並びが見えてきます。こちらがしし座の頭から胸元にかけての星の並びです。しし座の胸元に輝くのは1等星レグルスです。北斗七星の先から4番目と3番目の星を結び南へ伸ばすとレグルスを見つけることができます。

 

星空ガイド・プラネタリウムガイド

2023年春の星空ガイド・プラネタリウムガイドNo.94(PDF)

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