気温が暖かくなり、夜でも外に出やすい季節になりました。そんな時、星座の探し方や星の名前を知っていると、夜空を見る楽しみがさらに広がります。プラネタリウムや星座早見で探した星を、ぜひ本当の空でも見つけてみてください。
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★この春の新月は4月1日、5月1日、5月30日、6月29日
今年のゴールデンウィークは、月明かりの影響は少なく、星を見にお出かけになるにはちょうど良いです。街を離れ星がよく見える場所で春の星座を楽しんでみてはいかがでしょう。
★春の目印「北斗七星」と「春の大曲線」
春の星座の目印「北斗七星」とは、北にある”ひしゃく”の様な7つの星の並びです。”ひしゃく”とは、お寺や神社で水をすくう時に使う道具のことで、北の空を眺めてみると7つの星が横から見た”ひしゃく”のような形に並んでいる姿を見ることができます。
北斗七星のひしゃくの持ち手のカーブをそのまま伸ばしていくと、オレンジ色の一等星アルクトゥールスを見つけることができます。さらに伸ばしていくと、青白い色の一等星スピカがあります。アルクトゥールスはうしかい座、スピカはおとめ座の星で、空に描いたカーブが「春の大曲線」です。
★「春の大三角」からしし座を見つけよう!
アルクトゥールス、スピカにしし座の二等星デネボラを結んだ三角形が「春の大三角」です。デネボラは、しし座のしっぽの星です。ししの手がかりをつかんだら、右手に”はてなマーク(?)”を左右反対にした星の並びが見えてきます。これがしし座の頭から胸にかけての星の並びです。ししの胸元に輝くのは一等星レグルスです。