5月26日（水）スーパームーン皆既月食

一年の中で最も大きく見える満月「スーパームーン」で「皆既月食」が起こります。

↑＜参考＞2011年12月10日の皆既月食の様子
2021年5月26日（水）は満月です。
それも1年に最も大きく見える満月「スーパームーン」。
さらに、太陽‐地球‐月が完全に一直線に並ぶため「皆既月食」が起こります。
今回の月食の時間は18:44～21:52と観察しやすい時間帯に起こりです。

①観察シートを参考にご覧ください。

月食の観察には、望遠鏡や双眼鏡などの道具は必要ありません。ふだん空にある「月」を見るのと同じです。今回の皆既月食ではおよそ3時間の間に満月が欠けていき、皆既となり、再び、元の満月に戻る様子を観察できます。
ポイントは、
（１）月の形の変化と時刻（皆既になるのは何時？元に戻るのは何時？など。）
（２）方位と高さ（月の出の直後に欠け始めます。空の低いところにあるので、南東の方角が開けている場所で観察してください。）
（３）月の欠け方（普段の月のかけ方とは異なります。月食の欠けた暗い部分には、丸い地球の影にあたります。）
（４）皆既のときの月の色（全部欠ける「皆既」となったとき、月は見えなくなりません。赤黒い暗い月になります。ただ、このときの”赤さ”と”明るさ”は月食ごとに異なります。）
（５）星空の見え方（「皆既」となり、月が暗くなると、空も暗くなり、星がよく見えるようになります。この時、月の近くには、さそり座があります。）

観察シート」（PDFデータ）