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2020年・冬の星空ガイド

冬の星空は明るい1等星が8つもあり、とても華やかです。また、明るい星なら家の近くでも見ることができるでしょう。温かい服を着て、冬のきらめく星々を眺めてみてはいかがでしょう。

★赤い惑星・火星 まだまだ見える
10 月 6日に地球に最接近した火星ですが、徐々に遠くなりながらも、まだまだ見えています。3月上旬には、おうし座にある すばる「プレアデス星団」のすぐそばに並びますのでなかなか見ごたえはあると思います。

 

★冬はとにかくオリオン座!!!
オリオン座から冬の星座は簡単に見つけることができます。
オリオン座の中央にある「三ツ星」を結び、右上にたどると赤く輝く一等星アルデバランがあります。これが牛の目の星にあたります。2021年は丑年ですね。お正月に探してみてはいかがでしょう。
三ツ星を左下に伸ばすと全天で最も明るい恒星おおいぬ座のシリウスがあります。「焼き焦がすもの」という意味を持つ星で、冬空に輝く様子はいっそう美しいです。
オリオン座の二つの一等星リゲルとベテルギウスを結ぶとふたご座があります。さらにその隣には一等星かカペラが輝くぎょしゃ座があります。

 

★長寿の星「南極老人星」カノープス
上記の星図が見える頃、空に低いところに明るい星が見えることがあります。全天で2番目に明るい星カノープスです。この恒星は、日本のような中緯度の地域では非常に低いところに見えるため、中国ではこの星を見たら長生きができると言われる縁起が良い星と考えられています。星図の右上にかかれた日にちと時刻を目安にぜひ、探してみましょう!

星空ガイド・プラネタリウムガイド

2020年冬の星空ガイド・プラネタリウムガイドNo.85(PDF)

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