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2020年・夏の星空ガイド

気温が暖かくなり、夜でも外に出やすい季節になりました。そんな時、星座の探し方や星の名前を知っていると、夜空を見る楽しみがさらに広がります。ぜひ本当の空でも見つけてみてください。

★20年ぶり!木星・土星が並んで輝く!
南寄りの空に明るい星が並んで光っています。マイナス2等で輝くのが木星。その左側で0等で輝くのが土星です。木星は約12年、土星は約29年で太陽の周りをまわります。このふたつの惑星が並んで見えるのは20年に一度で、前回は2000年、次回は2040年です。これからさらに二つの惑星は近づくように見え、12月には望遠鏡で見る範囲に収まるほど接近します。

 

★夏の目印「夏の大三角」とさそり座のアンタレス
夏の星座には4つの一等星があります。空高いところで輝くのが「夏の大三角」を形づくる3つの星です。最も明るいのがこと座のベガ、南東に向かうとわし座のアルタイル、北寄りにあるのがはくちょう座のデネブです。3つの星を結ぶとケーキを切ったような少し細長い三角形の形ができあがります。南の空の低いところで赤く輝く星がさそり座のアンタレスです。アンタレスはサソリの心臓にあたる星で、まわりの星をたどるとアルファベットの「S字」の形を結ぶことができます。

 

★天の川を見よう!
夏は天の川が最もきれいに見える季節です。夏の大三角からさそり座付近へと空を横切っています。こと座のベガが「おりひめ星」、わし座のアルタイルが「ひこ星」にあたり、この間を天の川が流れています。今年の旧暦7月7日(伝統的七夕の日)は8月25日です。星が良く見える場所で、天の川探しにチャレンジしてみましょう!

星図の右上にかかれた日にちと時刻を目安にぜひ、探してみましょう!

星空ガイド・プラネタリウムガイド

2020年夏の星空ガイド・プラネタリウムガイドNo.83(PDF)

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