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2020年・春の星空ガイド

気温が暖かくなり、夜でも外に出やすい季節になりました。そんな時、星座の探し方や星の名前を知っていると、夜空を見る楽しみがさらに広がります。ぜひ本当の空でも見つけてみてください。

夕方に西の空に「一番星(いちばんはじめに見える星)」の金星が輝いています。ただし、見ることができるのは5月上旬まで。6月下旬から年末にかけて、「一番最後まで見える星」として、日の出前の東の空に見えるようになります。

春の星座の目印は、「北斗七星」です。「北斗七星」とは、北にある“ひしゃく”の様な7つの星の並びです。“ひしゃく”とは、お寺や神社で水をすくう時に使う道具のことで、北の空を眺めてみると7つの星が横から見た“ひしゃく”のような形に並んでいる姿を見ることができます。“ひしゃく”の持ち手のカーブをそのまま伸ばしていくと、オレンジ色の一等星アルクトゥールスを見つけることができます。さらに伸ばしていくと、青白い一等星スピカがあります。アルクトゥールスはうしかい座、スピカはおとめ座の星で、空に描いたカーブが「春の大曲線」です。
アルクトゥールス、スピカにしし座の2等星デネボラを結んだ三角形が「春の大三角」です。デネボラはしし座のしっぽの星です。ししの手がかりを掴んだら、右手に“はてなマーク(?)”を左右反対にした星の並びが見えてきます。こちらがしし座の頭から胸にかけての星の並びです。ししの胸元に輝くのは一等星レグルスです。

星図の右上にかかれた日にちと時刻を目安にぜひ、探してみましょう!
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