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2017年・秋の星空ガイド

昼の長さが徐々に短くなるこの時期、星空に出会える時刻が早くなります。そんな時、星座の探し方や星の名前を知っていると、夜空を見る楽しみがさらに広がります。プラネタリウムや星座早見で探した星を、ぜひ本当の空でも見つけてみてください。

M31アンドロメダ銀河 (口径15㎝天体望遠鏡で撮影)

M31アンドロメダ銀河
(口径15㎝天体望遠鏡で撮影)

秋の星座をたどる目印は、頭上付近にある「秋の四辺形」です。2等星と3等星でできる均整のとれた長方形を出発点に、秋の星座を見つけてみましょう。
まず、秋の四辺形は、天馬ペガススの胴体の部分にあたります。四辺形の西側に馬の首と顔、2本の前足が描かれています。この馬の鼻先にあるのが、数十万個の星の集団M15球状星団です。四辺形の北東の星アルフェラッツは、ペガスス座ではなくアンドロメダ座の星です。この星を頭として、古代エチオピア王家のアンドロメダ姫が描かれます。有名なM31アンドロメダ銀河は、姫の腰のあたりに位置します。
四辺形の西の2つの星を結び南へ向かって伸ばすと、みずがめ座を経て、秋の星座唯一の1等星、みなみのうお座のフォーマルハウトにたどり着きます。みずがめ座の西隣にはやぎ座が、東隣にはうお座があります。また、四辺形の東の2つの星を結び北へ向かって伸ばすと、アルファベットのW型に星が並ぶカシオペヤ座を見つけることができます。

Planetarium PROGRAM GUIDE(星図を掲載しています)

Planetarium PROGRAM GUIDE No.72

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