月と金星と火星の共演
2017年1月1日から4日にかけて、日没後の南西の空で、月が金星と火星の近くを移動していく様子を見ることができました。4日間連続の写真を比べると、月の位置の変化がわかります。
1月1日には火星と海王星の大接近を見ることができました。また、1月2日は、月と金星が、翌日3日は月と火星が真横に並びました。
一番星の金星はこれからさらに輝きを増し、2月17日には最大光度-4.6等となります。1月31日、2月1日、3月1日には、夕空に金星と月と火星が並ぶ様子を見ることができます。夕方西の空に「宵の明星」として輝くのは3月上旬までとなります。
英語では女神「Venus(ビーナス)」と名付けられた美しい輝きを眺めてみましょう。
月と木星が並ぶ姿も見ることができます
月は約1ヶ月で夜空を1周し、星との接近を繰り返しています。2月16日、3月15日の未明には、木星と並んだ姿を見ることができます。