2017年おすすめの天文現象
カレンダー
日 | 天文現象 | 観察方法 |
1月2日(月) | 夕方西の空で金星と月(月齢4.1)が接近 | 肉眼 (道具は必要ない) |
1月3日(火) | しぶんぎ座流星群が極大(条件は非常に良い) 天文情報「しぶんぎ座流星群」 |
肉眼 (道具は必要ない) |
1月9日(月)深夜 ~10日(火) |
アルデバラン食 | 双眼鏡または望遠鏡 |
4月1日(土) | アルデバラン食 | 双眼鏡または望遠鏡 |
6月9日(金) | 今年、最も小さい満月 | 肉眼、双眼鏡、望遠鏡 |
8月8日(火) | 部分月食(最大食分0.25) | 肉眼、双眼鏡、望遠鏡 |
8月12日(土)深夜 ~13日(日) |
ペルセウス流星群が極大(条件は良い) | 肉眼 (道具は必要ない) |
10月4日(水) | 中秋の名月(月齢14.2) | 肉眼、双眼鏡、望遠鏡 |
10月21日(土) | オリオン座流星群が極大(条件は非常に良い) | 肉眼 (道具は必要ない) |
11月1日(水) | 十三夜(後の月) | 肉眼、双眼鏡、望遠鏡 |
12月4日(月) | 今年、最も大きな満月 | 肉眼、双眼鏡、望遠鏡 |
12月14日(木) | ふたご座流星群が極大(条件は良い) | 肉眼 (道具は必要ない) |
月食
部分月食
8月8日(火)の深夜、月の直径の4分の1ほどが欠けて見える部分月食が起こります。
流星群
2017年の代表的な流星群は、月明かりの影響が少なく、良い条件で観察できます。
流星群の名称 | ピークの日 | 1時間あたりの出現数 | 条件 |
しぶんぎ座流星群 天文情報「しぶんぎ座流星群」 |
1月3日(火) | 35個 | 非常に良い (月明かりが全くなく好条件) |
ペルセウス座流星群 | 8月13日(日) | 35個 | 良い (午後9時過ぎに月が昇ってくるが、明るい星なら見える) |
オリオン座流星群 | 10月21日(土) | 5個 | 非常に良い (月明かりが全くなく好条件) |
ふたご座流星群 | 12月14日(木) | 40個 | 良い (明け方近くに月が昇ってくるが、影響は少ない) |
1時間当たりの出現数は、星がとてもよく見える場所でピーク時に、1時間あたりに空全体に流れると予想される星の数です。詳細は国立天文台ホームページをご覧ください。
国立天文台ホームページ(外部サイト)
惑星
金星
1月~2月の日没後、西の空に見える。1月中旬から2月中旬が見かけの高さが高くなり特に見やすい。
4月下旬~9月の日の出前の東の空に見える。4月下旬から6月上旬は見かけの高さが高くなり特に見やすい。
火星
4月ごろまで日没後の西の空低くに見える。高さが低いため当館の望遠鏡では見えない。
昨年の5月31日に地球と最接近し明るく見えたが、今年の火星は暗く、見かけの大きさが小さい。
木星
今年はおとめ座にあり、4月から7月が見ごろとなる。
土星
今年はいて座・へびつかい座にあり、7月~9月初めごろが見ごろとなる。15年ぶりに大きく傾いた環は必見です。
天王星
今年はうお座にあり、11月~12月ごろが見ごろとなる。
海王星
今年はみずがめ座にあり、10月~11月ごろが見ごろとなる。