2015年4月4日の皆既月食
今回の月食は、月が地球の影に完全に入る「皆既」の時間が約12分間と、とても短いのが特徴です。皆既月食を見るには望遠鏡などの道具は必要ありません。週末の夜に月を眺めてみましょう。
月食はなぜ起こる?
月食は、宇宙空間で「太陽-月-地球」の順で一直線に並んだときに起こります。地球の影の中に月が入り込み、その中を動いていくために、満月の明るい部分が変化して見えます。
皆既中の月の色を観察しよう!
皆既月食を観察するときは、皆既中の月の色と明るさに注目してみましょう。地球の影の中に月全体が入ってしまう皆既中、月は真っ黒で見えなくなるのではなく、赤く見えます。その赤さや赤るさは月食ごとに違います。
今回はどんな色に見えるのでしょうか。観察してみましょう。
※子どもは大人と一緒に観察しましょう。
当館のイベント
事前に見よう!プラネタリウムで皆既月食を解説(投影は終了しました)
当館では、3月24日(火)から4月5日(日)までプラネタリウムで皆既月食について紹介する特別番組を投影します。月食が起こるしくみや、特別な道具がなくてもできる観察方法を生解説します。ぜひご覧ください。
4月4日(土)皆既月食観測隊員募集(申込受付は終了しました)
当館では皆既月食を観測する隊員を募集します。皆既中の月の色や明るさを観察したり、双眼鏡や天体望遠鏡での月の観望を行います。皆既月食を一緒に観察しましょう。
対象は小学生以上。定員50人(抽選)、往復はがきでの事前申込が必要です。締切は3月20日(金)必着。
関連リンク
・国立天文台「皆既月食を観察しよう2015キャンペーン」(外部サイト)