プラネタリウム
法月惣次郎没後30年特別イベント
【受付終了】天文科学講演会「私たちは宇宙をどう理解してきたか-すばる望遠鏡で巡る宇宙観の進化と天文学の最前線-」
- 内容
- すばる望遠鏡25周年を記念し、建設や運営に深く携わった研究者ならではの視点でその歩みを振り返ります。また、すばる望遠鏡で撮影した壮大で美しい画像を交えながら、ガリレオからビッグバン理論、そしてダークマターやダークエネルギーに至るまで、人類が抱いた宇宙観の進化を辿るとともに、現代天文学の最前線を紹介します。さらに、故法月惣次郎氏が架台を製作した6mミリ波電波望遠鏡との思い出にも触れます。
※満員につき受付は終了しました。<講師> 林 正彦氏(元国立天文台長)【プロフィール】日本学術振興会ボン研究連絡センター長、 元国立天文台長、元同天文台ハワイ観測所長
1959年生まれ。岐阜県出身。
東京大学大学院理学研究科天文学専攻博士課程修了。理学博士。専門は電波天文学、赤外線天文学。
1994年より国立天文台勤務。2006年より2010年まで同天文台ハワイ観測所長、その後、東京大学大学院教授を経て、2012年より2018年まで国立天文台長。2018年より現職。
趣味は料理、お酒(ワイン)、読書。すばる望遠鏡の建設や運営に携わり、原始惑星系円盤やジェットなど星と惑星系の形成過程に関する研究、太陽系外惑星の直接撮像などの研究成果のほか、所長としてすばる望遠鏡の様々な成果の実現に大きく寄与した。
法月惣次郎氏が架台の製作をした6mミリ波電波望遠鏡を使用して修士論文を書いた最後の学生。また同望遠鏡で115GHzのCO輝線を観測し論文を書いた最初で最後の研究者。国立天文台長時代、同望遠鏡を日本の宇宙電波天文学の歩みを伝える重要な歴史的資産と位置づけ、鹿児島から同天文台三鷹キャンパスに移設。同望遠鏡は2020年3月に第2回日本天文遺産に認定された。【開催日】3月1日(土) - 時間
16:30~18:00(開場16:15)※途中入場不可
- 対象
- 中学生以上(小学生未満はご入場いただけません)
- 料金
- 無料
- 定員
- 165人(申込先着順)
- 申込方法
- 申込フォームよりお申込みください。