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2018年・秋の星空ガイド

少しずつ昼間の時間が短くなり、夜の時間が長くなって、星を眺めるにはよい季節になってまいりました。そんな時、星座の探し方や星の名前を知っていると、夜空を見る楽しみがさらに広がります。プラネタリウムや星座早見で探した星を、ぜひ本当の空でも見つけてみてください。

2018autumn

秋のころに昇ってくる星は、ほかの季節と比べ明るい星が少なめです。そのため夜空は少し寂しい印象となりがちです。しかし今年は赤い惑星「火星」が西よりに明るく輝いています。惑星とは“惑う星”と書くように、星座の間を惑うように動きます。今年の秋、火星はやぎ座からみずがめ座へと少しずつ動いていきます。
秋の星座を探すためには、まず空の高いところにある4つの星を結んでできる「秋の四辺形」を見つけてみましょう。秋の四辺形は、「ペガスス座」の体にあたる部分です。そして秋の四辺形の東寄りのふたつの星を結んで南へ伸ばしていくと、秋のひとつ星や南のひとつ星とも呼ばれるフォーマルハウトを見つけることができます。フォーマルハウトは「みなみのうお座」に輝く1等星です。続いて秋の四辺形の西よりのふたつの星を結んで北へ伸ばせば「カシオペヤ座」の目印となるMまたはWの星の並びを、南へ伸ばせば「くじら座」の星デネブカイトスを見つけられるでしょう。さらに秋の四辺形の北西の星からいくつかの星が直線的に連なっているところが「アンドロメダ座」です。このように秋の四辺形から色々な星座を見つけ出すことができます。
ぜひ星座探しに挑戦してみてください。

星空ガイド・プラネタリウムガイド

2018年 秋の星空ガイド・プラネタリウムガイド No76

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